アルテック604−8Gの
リコーンと再着磁


17/03/02

M邸にて
アルテック515Bウーファーのリコーンと着磁を行った結果、
604−8Gの歪み音が苦になるようになりました。

製造・使用されて約40年にはなるので、
コーン紙の強度の低下と、
マグネットの磁力が落ちてきています。


そこでリコーンと着磁を行いました。




ーン紙とホーンを取り除いた状態です。




フレームからマグネットを取り外しました。






着磁の状況です。




着磁前と着磁後の磁束を計測しています。




新品のコーン紙です。





マグネットとフレームを取り付けて新しいコーン紙を取り付けた状態です。


未だガスケットは取り付けておりません。





マルチセルラホーンを取り付ける処です。





ホーンを取り付けた状態です。
未だガスケットを取り付けてはおりません。








タテマツ音工製のHSメープルの230リッター密閉箱に取りつけます。





取り付けた状態です。






スピーカーシステムの全景です。



リコーンと着磁した結果、
以前より全体の歪みが減りました。
特に中域のトランジェントが良くなり、
今まで聞こえなかった音が聞こえます。

それと高域の伸びが明らかに良くなりました。

これはホーン内部のバリ等の段差を削った事と、
着磁により磁力が向上した事により、
高域のエネルギーが出るようになりました。


複数の方々が聴かれて、
明らかに音質が向上したと判断されました。