Romanesque Priamplifier RmC7 

2015/02/12 追記

1.プリアンプ RmC7シリーズ


プリアンプはCDプレーヤーやDVDプレーヤー、DAT,
カセットデッキ等からの音声信号をパワーアンプに橋渡しする大事なアンプです。


(イ)RmC7 ノーマル仕様

AudioAccessory誌100号の353ページに掲載されました。(参照)


 

全体の仕様

フラットアンプ

0.5Hz−20MHz:ゲイン15db
出力インピーダンス 50Ω

フォノイコライザー

MM用 1KHzのゲイン40db
負荷抵抗 47KΩ

MC用 1KHzのゲイン60db
負荷抵抗 1KΩ

4段・5段カスケード定電圧電源搭載


ヴォリュームはL型のアッテネーター
としております。
どのポジションでも
2本の抵抗
にて音量を決定しています。

そのため音量を変更しても
左右の音量誤差はありません
そしていつもクリアーな音が保たれています。

強力な定電圧電源を採用しておりますので
どんな電源変動にもビクともしません

そのため力強く鮮明できめ細かな音がします




(ロ) RmC7hf (ハイクラス仕様)

AudioAccessory誌101号の357ページに掲載されました。(参照)


ノーマル仕様よりまた強力な定電圧電源を採用しております





(ハ) RmC7hfc (ハイクラス平衡バランス入力タイプ)


このプリアンプは
JeffRowland
のプリアンプと同等との仕様にして欲しい
とのお客様からの要望で、
フォノMC入力・CD入力・AUX2入力を平衡バランスとし、
出力も1系統平衡バランスとしております。

尚、特注で、リモコンVRとしております。








(ニ) RmC7H sp (バージョン2ハイクラス仕様)


今までのRmC7プリアンプをより強力にヴァージョンアップしました。







電源の整流後のコンデンサー容量を各50000μF投入し、
より安定したトランジェントの良い音になりました。

フォノイコライザーに関しても
回路の見直しとMC用ヘッドアンプの電源回路の強化を行い、
とてもアナログとは思えないトランジェントの良い遠近感のある音になりました。






ボリュームのアッテネーターレヴェルもー20db以下のステップを細かくして
深夜の小音量での再生を楽にしてあります。

この画像では未だ交換してはおりませんが、
ツマミはアルミの削り出しに変更しております。



オプションとして
内部の配線をロマネスクアナログケーブルRmac1
銅パイプセミリジッドケーブルにて配線します。


この仕様にすると音が締まってより遠近感のある異次元の音になります。




(ホ)特別仕様シリーズ No1


大阪のKN氏より以下の仕様の注文がありました。
1.外部電源方式
2.内部配線を銅パイプとする。
3.1回路を左右のバランスが可変出来る仕様とする。













配線は高価な銅パイプケーブルを使用しています。

これと同じ銅パイプケーブルをパイオニアTAD−D600ディスクプレーヤーの
マスタークロックとDAC間に使用しているようです。





強力な別電源です。

巨大なトロイダルトランスと。
電源コンデンサーの巨大な120000μFを2本使用しています。


(ヘ)特別仕様シリーズ No2


こちらは高知のHD様の特別仕様です。






外部の別電源仕様です。






ボリュームATTはー50dbからー36dbの範囲を細かくして欲しいとの要請がありました。

そこでついでにATTの抵抗を
元々は1/4Wなのを損失容量を4倍の1Wとしました。
ハンダ付けは大変で、1日仕事です。





フォノイコライザー回路は
MC用とMM用と別の基板とし、
各々別回路の定電圧電源で動作をさせています。

MCとMMの切り替えはリレーにて行っています。



こちらも
内部配線は要望で高価な銅パイプケーブルです。

市販のアンプはコストダウンのために高価なシールド線を使用せずに
プリント基板に信号線を這わせている製品が多いです。



音質は余裕のある静かな音で、遠近感が良く出ています。



(ト)特別仕様シリーズ No3

150212


これは岡崎の兄弟の方々仕様です。




フォノイコライザーをMCとMMとは別回路にしました。

フロントに入力端子を設けてREC OUT端子を廃止しました。





ボリュームATTの抵抗は2W!!の仕様です。
本体内部の巨大コンデンサーの容量は82,000μFです。





外部電源部は
300VAと30VAのトロイダルトランスを使用

電源コンデンサーは100,000μFを2本ずつ使用。