マイク入力・ライン入力付き192KHz24bit A/Dコンバーター




やっと東京のある方用の192KHz24bit A/Dコンバーターが完成しました。
ADCチップはテキサスのPCM4222です。

先に録音用のA/Dコンバーターを完成させて録音し、確認してから製作を始めました.

A/Dコンバーター部とそのアナログ部は
録音用と同時に製作して動作の確認を済ませてます。


電源部は以前製作したものを流用し、
新たに+48Vのファンタム用電源を製作して内部に取り付けています。










接続ケーブルは以前の5ピンにプラス2ピンが増えました。





XLR用のマイクアンプとライン・フォン端子入力は、ミキサーと同じ方法を取って
ライン入力は20db減衰させて同じアナログ平衡回路に切り替えて接続します。


プライマリーボリュームは、平衡回路のNFBを可変させてゲインをコントロールします。

絞った場合、トータルゲインが減るのでノイズは少なくなり、許容入力はアップするので、クリップの心配はありません。


マスターボリュームはA/Dコンバーターのアナログ回路の前に入れて、ゲインをコントロールします。





一応、マイク入力にコンデンサーマイクを接続し、+48Vのファンタム電源をオンにして音出しを確認しました。

ライン入力はー10dbmの入力レベル+10dbも確認してフルビット0dbになるのも確認しています。



デジタル出力は、
光(オプティカル)出力、コアキシャル出力、XLRの平衡出力です。

コアキシャル出力と平衡出力は192KHzの出力を
TASCAMのDA−3000で確認をしました。



LEDのピークメーターは、右側まで全て点灯時にフルビット0dbになるようにしています。