14/06/20

C47マイクのヘッドアンプと電源部


6本あるC47のうち1本が故障したので分解してみました。




上記がマイクヘッドアンプです。

ついでに電解コンデンサーとタンタルコンデンサーは
新しい物に交換しました。

但し、定数は変更しています。





回路を拾ってみました。
何とマイクカプセルからの入力は
J−FETのコンプリで受けていて、
ゲートリーク抵抗がありません!!

カプセル電圧も高圧で、−152V(DTMでの瞬間の表示)以上?
ヘッドアンプの電源電圧は46Vです。

これはC37Pと同じです。


この不平衡の出力でマイクケーブルを50m引き回してもノイズを拾いません。
この信号をミキサーの手前の専用電源部にて
4:1のマイクトランスにて平衡出力にしています。

現在はミキサーのヘッドアンプの入力抵抗が
不平衡の時は約1KΩです。
(平衡時は約2KΩ)

これを約2KΩ(平衡時は約4KΩ)に変更して
不平衡⇒平衡の4:1トランスを通さずに
不平衡のままでミキサーのヘッドアンプに入れる準備をしています。

こうしますとゲインが6dbアップしますし、
トランスの音から開放されます。




電源部のDC−DCコンバーターです。




パーマロイ?真鍮のケースに入っています。





DC6Vからマイクカプセルの制極電圧のー152Vと、
ヘッドアンプの+46Vを作っています。








2SC367Yランク2個により発振させています。



14/06/20

上記の通り、専用電源部にあるマイクトランスを外して
ミキサーに直に接続を変更しました。




上記の機器はベリンガーのDEQ2496
その下の6個の機器は
C47の専用電源部です。






上記は
6本のC47を実際にミキサーに接続して
音質・音量・定位他をチェックしています。

相変わらず前後左右の空間での定位が良く、
距離感がハッキリ出ます。
2本のマイクの間隔の外側のオフセットした音も定位します。

マイクトランスを外したので、
より自然な音と定位になりました。

残念ながら安価なマイクでは
このような空間での定位が出せませんね。


ミキサーのパンポット定位とは違う定位です。


当方が知る範囲で

空間での定位が出るマイクは
Sony C37P
Sony C38B
Sony C47
Sanken CMS−2
のみです。
これは位相特性が良い証拠ですね。

口径の小さい
Sony C36P
Sony C535P
では空間での定位が出難いです。

当方の想像ですが、
カプセルが小さいので、
しっかりした設計が出来なかった可能性があり、
そのため位相特性が良くないようです。