32ビットDACの改造
KN様より32ビットDACの別電源部の製作とチューンを依頼されました。
入力はPCからのUSB端子とS/PDIFのコアキシャルとオプティカルです。
DACチップはテキサスのPCM1795という32ビットDACの1チップ仕様です。
入力信号は全てクリスタルコンダクターのDDC CS8421にて
192KHzにアップサンプリングされているようです。
DAC本体には
アナログ・デジタル電源ともDCを供給しています。
アナログ用電源トランスは300VA
デジタル用電源トランスは50VA
最新のDACは音が薄いという老人が多いです。
古い16ビットDACの音が粗くスピードが遅いためによる力強い音
と比較するとそうなります。
その代わり
楽器や音場の細かい音や、前後左右上下の距離感や遠近感の位相の正しい音は
最新の機器のが圧倒的に良く出せます。
電源回路を強化して
アナログ回路のスピードを速くすると
力強い録音された現場の音が再現出来ます
古いDACやアナログカートリッジのオルトフォンSPUのような
太い力強い表現をするものが好みという方は多々いらっしゃいますが、
これはあくまでその方の好みの音です。