C37P用の新しい電源部の製作
19/12/27

今まで使用しているC37P用自作電源部は
C37Pを購入してから1年以内に製作したもので、
1977年の製作です。

そのためもう40年以上使用しています。

かれこれ2回程内部を変更していますが、
部品も大変古くなり、
改造して部品を交換しようにも
使用頻度が高いので、
更新が出来ません。

そのためやっと新たに製作する事が出来ました。






上の画像の特注したRコアトランスの仕様です。

製作してからもう6年も経過してしまいました。




右の電解コンデンサーは、250V10000μFが2本。




黒い電解コンデンサーは250V5600μFが4本。

右側は
マイクカプセル用の−160Vを作るための3段カスケード定電圧電源用の制御トランジスター
2SA1943 −230V 15A 150W

左側は
マイクアンプ用の+−83Vを作るための3段カスケード定電圧電源用の制御トランジスター
2SA1943 −230V 15A 150W
2SC5200 +230V 15A 150W







マイクアンプ用+−83V定電圧電源部の完成







マイクカプセル用定電圧電源部の完成










C37P改造用電源部の正面










2019年12月8日の
富士市文化会館ロゼシアター 大ホールでの
富士フィルハーモニー管弦楽団の特別演奏会の録音に使用しました。

ミキシングして録音した感想は、

「いままでよりクリアーな音で、特に低域の音の重心が低くなったようです。