ローテル RA1570 USB−DAC付きプリメインアンプ
13/06/01
ローテルよりお借りしました。
RA1070にRDD−06を内蔵した
USB−DAC付きプリメインアンプです。
フロントパネルにUSB入力端子が付きます。
背面の端子です。
アナログ入力は
フォノイコライザーとバランス入力端子があります。
DAC入力は
PCからのUSB端子と
2個のコアキシャル入力と
2個の光入力端子があります。
プリ部とパワー部は別々に使用が出来るようになっており、
常はジャンパー線にて接続されています。
2階立て基板になっており、
上記画像の左下にはUSB−DAC部
中央はDACのアナログ回路、
赤いリレーのある部分はプリアンプ部
上部の立っている小型基板はフォノイコライザー基板です。
上の画像は
右側がUSB−DAC部
左側はDACチップとアナログ回路
左側は電子ボリュームと電子TCのフラットアンプ部
右側は入力切り替えのリレーと
その下側はフォノイコライザー基板
下側の基板は120W×2のパワーアンプ部です。
120W12Aのパワートランジスタの3パラ仕様で、
電源コンデンサーは10000μFが左右2本ずつの4本。
400VAのトロイダルトランスが中央に配置された
左右モノラル構成の豪華な電源回路ですから
準モノラルアンプ仕様です。
まず現在ではローテルしか出来ない芸当です。
これにより超低域での左右信号のクロストークがありません。
そのためスッキリした遠近感のある音が出ます。
クロストークの多いコッテリした音ではありません。
これはローテルのプリメインアンプでは
RA870BX,RA980BX,RA1070
パワーアンプでは
RB−880,RB980BX、RB991,RHB−10,
RB1080,RB1090,RB1582,RB1592
を聴いた方でないと体験出来ない音です。
(RB1090とRB1592は電源トランスも2個入っているモノラルアンプが2台内蔵のアンプです!)
他社のステレオプリメインアンプや高級なA級動作のパワーアンプでも
左右共通の2本のみですので、
超低域での左右信号のクロストークが大きくなり、
音像が中央に寄って音場が小さくなります。
チューンとしては
(イ)
DACのアナログ部分とプリアンプ部分の
電源回路を当方独自の超高速電源回路に変更します。
これによりDACとプリアンプ部の両方の音質が向上します。
(ロ)
パワーアンプ部は、
低域を伸ばしながら
高域とのバランスを取るつもりです。
(ハ)
又、USB−DAC部のクロックを
高精度発振器に変更する仕様も考慮します。