改造を依頼された
ローテルのDAC兼プリアンプRC1590
です。
RC1580の機能のプリアンプに、
USBとBlueTooth,S/PDIF機能が付いたDACとの組み合わせです。
DACチップは旭化成のAK4495という32bitDACです。
このプリアンプの前には、DENONのプリメインアンプのプリ部を使っていたとの事で、デジタルの音が前に出て来ずに薄いという事でした。
以前のRC1580は、普通の2連ボリュームを使用していましたが、ほぼ廃品となったので、電子ボリュームとなり、
トーンコントロールも電子式となっています。
アナログ回路の電源回路は、ローテル方式の電源コンデンサーから左右別になっており、
個々の回路に定電圧電源が配備されています。
そこで当方製作の定電圧電源も、左右別の2段カスケード定電圧電源にしたので、
物量が半端ではありません。
DACやフラットアンプの抵抗も、1/2Wを3Wに交換しました。
メーカーから回路図を入手しているので、大幅な改造をしてもレイアウトが判っているので点検がし易いです。